自由と責任

責任が無くなれば、自由になれる気がしていた。
飲んでいくうちに、責任あるものから逃れたり、外された。
だけど、自由になるどころか、かえって不自由になっていった。
AAに何にもできない自分で辿り着いた。
責任あるものなんて何もできやしない私だった。
一つずつ一つずつ、私にできる役割が増えていった。
少しずつ、できない怖れの檻から自分が解放されていった。
私を自由にしてくれなかったのは、自分が作った檻だった。

今、私は思う。
自由と責任は、一つのコインの表と裏だと。
裏があるから表があって、そして……
裏と表は 相反するものではなくて
裏があって表があって、それでひとつなんだよね。

ほんとうに、私には その時々、一方の面しかみえないから
そんなこと思ってしまうだけで、どちらが表かさえないのでしょうね。